2030:世界の大変化を「水平思考」で展望する

著者について ◎著者紹介マウロ・ギレン(Mauro F.Guillen)ペンシルベニア大学ウォートン・スクール国際経営学教授。イエール大学で社会学の博士号を、母国スペインのオビエド大学で企業経済学の博士号を取得。専門はグローバル市場動向。B B CやブルームバーグT V、「フィナンシャル・タイムズ」紙、「ニューヨーク・タイムズ」紙などメディアへの露出も多く、オンラインクラスのコーセラでは、世界中に10万人の登録者を持つ。 「 中田敦彦のYoutube大学」で紹介されました!名門ビジネススクール教授が10年後の世界を徹底予測!「ウォール・ストリート・ジャーナル」ベストセラー 【来るべき10年後の大変化】・孫よりも祖父母が多くなる。・アジア・アフリカの中流階級は、欧米の中流階級よりも多くなる。・世界の経済は、近代史上はじめて非西洋の消費者によってリードされる。・男性よりも女性がより多くの富を所有することになる。・労働者よりもロボットが多くなる。・人間の頭脳よりも人工知能が多くなる。・国家よりも通貨が多くなる。 2030年。人口構成・産業・テクノロジーに大きな変化が訪れる時代。消費の中心は欧米からアジア・アフリカに移り、世男の富は男性よりも女性の方が多く所有するようになる未来で、これまでの前例を踏襲する「垂直」的な見方や考え方はもう通用しない。 未知の脅威を、またとないチャンスに変えるために、変化の「傾向」を俯瞰的に捉えて、異質なものをかけ合わせる新たな視点が必要だ。10年後を見据えて、「水平思考」で今を賢明に生きよう。